2024/2/4 (日) 第72回別府大分毎日マラソン まとめ・総括編

2024年3月18日

『 第72回別府大分毎日マラソン 前日のハナシ』はコチラの別記事
『 第72回別府大分毎日マラソン
当日朝、起床~スタートブロック整列前までのハナシ』はコチラの別記事
『 第72回別府大分毎日マラソン  結果・データ編』はコチラの別記事
『 第72回別府大分毎日マラソン  レースの振り返り編』はコチラの別記事

─ はじめに ─
既に『結果・データ編』『レースの振り返り編』で述べたことと重複する内容になるかと思われますが、改めて 第72回別府大分毎日マラソン を振り返っていきたいと思います…。

なぜ『シンプルに悔しいだけではなく、納得感・満足感・達成感を持つことが出来ないレースに終わったというところが本音です』と思っているのかを掘り下げていきますが、あんまり気分は乗っていません(苦笑)、筆は重いままでございますため、中身のない記事になりそうです🥺

─ 良かった点 ─
ナシ!と言いたいところですが😅

(1) 15km手前で身体的トラブルを発生したにも関わらず、42.195kmを一度も止まらず・歩かず走れたこと。

(2) 第54回防府読売マラソンのときよりも、30km以降が36秒程度速かった(逆に30kmまでが2分半近く遅かったからとも😅)。

─ 悪かった点 ─
いやもう全部と言いたいところですが…😅 特に悪かった点を挙げるなら

(1) 14km過ぎに差し込みの発生。

(2) 15kmあたりで臀筋・股関節周りが固くなり可動域が制限されるようになった点。

(3) 最終盤のエネルギー切れ。

(4) 右脹ら脛(膝下)に意味が出てラスト上げられず。

─ 理由 ─
今回は練習不足というのはあまり当てはまらないように考えます。

もちろん、もっと距離を踏んだり高強度の練習を積んでいる人に比べると、まだまだ絶対的に量も質も不足していると思います(自分自身においてもさが桜マラソン2023前の練習状況と比べると、特に質の部分で不足は明らかだと思われます)。

ただ、明らかに防府読売マラソン前よりも練習はできていました(量も質も)。一方でそれが原因で故障(右尻とハムストリングス)を再発させてしまうわけですが。

とはいえ、防府もそのような状態で完走しネット3時間6分台を記録しているわけです。身体的状態の条件が変わらないのであれば、練習量が増え質も向上しているのであれば、なんぼなんでも記録が悪くなるはずが無いと思い込んでいました。この考え方が背景にあるので今回の別大の結果を不満に思っているのでしょう。

しかし、身体的状態が本当に変わらなかったかというと、後から考えると必ずしもそうとは言えず、故障再発させたあと1/24に腰を痛めており、その点防府より条件が悪かったのではないかと思います。腰は快方に向かっているのかと感じていたのですが、前日から『ピリッ!💥』とギックリ腰になるような不安を覚える前兆があり、当日も待機中にそれを繰り返すというのが続いていました。

まとめると、

(1) 身体的トラブルがレース中に発生していたのは、故障の再発と腰のコンディション悪化が遠因では?

(2) 故障の再発と腰のコンディション悪化は、練習負荷のかけ方が現状の許容範囲を超えていた右尻・ハムストリングスだけでなく、腰のコンディション悪化も加わったため防府よりも状態は悪かった

(3) しかし、レース中の身体的トラブル発生後も完走まで持っていけたのは練習で積み上げたものあっての結果

(4) なので、結果に対する不満を「練習は積めていたのになぜ?」と考えるのは少々ピントがズレているのでは?

というところでしょうか(差し込みについては原因がわからなかったです)。

─ 練習の振り返り ─
防府読売マラソン前までの練習状況は下記記事内にまとめております。

長崎ベイサイドマラソン2023第54回防府読売マラソンを終えて感じたのは、さが桜マラソン2023前に比べると4:15/kmペース前後の余裕度が足りていないという点です。そこを戻していかないと厳しいな、と。

しかし、大会にはエントリーしていないので(ハーフマラソンや10kmのロードレースは上手くスケジューリングしてエントリーしたほうがよかったのかなと考えています)、練習で取り組んでいくしかないです。

12月は、防府終了後しばらくコンディションが整わなかったのですが、下旬以降は良い練習が出来ていたと思います。特に大晦日の3時間走は良かったと思います。

1月は故障が治ったと思い、一気に負荷を上げられて、防府前より量も質も積み上げられている実感がありましたが、目標レースペースでの15km走とその翌日25km走のセット練習で故障再発・コンディション悪化のトリガーを引いてしまったように思えます。レース2週間前の週にスケジュールが狂ってしまい、実施できなかったポイント練習(目標レースペースでの10~15km走)があった・負荷の総量が落ちてしまいました。

また、2/1に行った最終追い切りで久しぶりにタクミセン6(adidas ADIZERO TAKUMI SEN 6 ※いわゆる薄底)を使って土グラウンドで行ったのですが、どうも膝下を使い過ぎてしまい、それで右の脹ら脛に疲労をためてしまったような気もします(最終盤のダメージにつながったのかも)。ただ、この時点では、防府のときよりも状態良いと思っていたんですよね(防府前の最終追い切り)。

あと、再発した元々の故障(右尻・ハムストリングス)の違和感、腰の不調悪化、脹ら脛の疲労感が気になって、ホテルのマッサージクッションを使い過ぎたのもよろしくなかったかもしれません(自宅にほぼ同じものがあったので使用方法に慣れているからついつい揉み過ぎてしまい、特に脹ら脛に揉み返し感が出てしまった)。

[足りていない・出来ていなかった練習]
防府が終わって量的な部分は及第点だったと思うのですが、1km(4:00/kmより速いペース)インターバル、タイムトライアルに近い5km走・10km走などはまだまだ全然できておらず、ここが目標レースペース走の余裕度の無さに繋がっているような気がします。

[練習で身についていた力・身についていなかった力]
〇失速してから、防府のときよりは4:30‐4:39/kmあたりのペース帯が使えるようになっていた
×身体的トラブルもあったが、4:15/kmを15kmまでしか持たせられなかった、防府より4:30/km以下への失速が早かった

─ 練習以外の振り返り ─
[気の持ちよう]
まあ、スタート前から過去最大級にネガティヴでしたねー『なんでエントリーしてしまったんだろう…・DNSすればよかった』😅 腰の状態が怪しくなってからは『走りたくない』、中間点手前で『完走できる自信がない・棄権したい』。

あとですね、帰宅してから気付いたんですけど(且つ初稿で書き忘れ)、サブ3デッドラインカンペリストバンドを忘れて行ったんですよね、しかも忘れていたことに気付かないまま走って帰宅したという。まあそういうところに拘れていなければこういう結果にもなりますよね(´・ω・)

もひとつ追記、別大はスマホ/イヤフォン禁止🚫なので、骨伝導イヤフォン(Shokz OpenRun Pro)を使用しませんでした。集中して走れているときは全く気にならないですが、失速しだして色々考えだしてからは、気を紛らす点で無いのはツラかったですね。やはり普段から音楽を聴きながら走ることに慣れている人は、使える大会では使ったほうが良いと思いますよ(なくても走れる人が無理して使う必要もないですが)。うまくプレイリスト組んで、キツいところでしっかり気持ちを上向きにさせてくれる好きな楽曲聴けると、やはり走りに少しだけでも元気が出てくると思います。

[飲酒]
2週間前から禁酒。おかげで体重コントロールがかなり上手くいきました。防府前日の朝は70.4kgの仕上がりだったのですが、今回は69.0kg。そういう点ではもっと楽に走れそうなもんなんですけどねー。

[カフェイン]
木曜日・金曜日・土曜日はカフェイン断ち、スタート前にカフェイン150mg摂取。

[食事]
今回もあまり極端なカーボローディング的なことは意識せず、いつも通りの食事を続けて、レースの前日・当日は炭水化物多めに摂ることを意識しました。終盤ちょっとエネルギー切れ感が出たので、補給量が不足していたように思えます。

[今後の目標]
現状を鑑みると、今シーズン最終レースのさが桜マラソン2024も非常に厳しい状況です。しかし昨年の実績が認められSSブロックスタートの希望が通りました。可能な限りサブ3ぺーサーについていき、防府・別大と同様の展開になったとしても、3時間5分を切ってのシーズンベストにチャレンジしたいと思っています。

[コース]
まったくアップダウンが無いわけではないのですが、比較的フラットな部類で、防府よりも若干スピードコースなのかな?🤔 海たまご周辺のバンクは『慣れ』が必要だと思われます、少しコース取り等に集中して消化いったほうがよいように思われます。

[その他]
別府大分毎日マラソンは市民ランナーにとってひとつの大きな目標となる大会とされています(サブ3.5以上の持ちタイムが必要、且つ関門設定もサブ3.5)。

都市型マラソンのような『フェス感』はありませんが、競技性の高い大会なのでこれまでの積み重ねの上に参加し、『自己ベスト』に挑戦するのにはもってこいではないでしょうか。

ただ、季節的に寒い時期の大会ですので、会場に到着してからスタート前までの防寒対策とスケジューリングはしっかりすべきだと感じました。今回のように雨天だと雨対策も必要です。

また、出場するなら『陸連登録』して出たほうがよいと思います。『陸連未登録』だと持ちタイムが速くても『陸連登録者』より後方のスタートとなり、スタート直後~序盤に混雑の影響を受けると思います。

次出場するときは今回の経験値を活かせればと考えていますが、来年のこの時期は大阪マラソンのほうがそそられるかな~?